新型インフルエンザ対策

サーフ

2009年08月22日 11:40

沖縄の新型インフルエンザの患者数は全国平均を大きく上回ってダントツの1位。
このブログの検索ワードでも上位を占めていて、関心の高さが伺えます。

新型インフルエンザに対する考え方の整理をすると、まずは「感染拡大を防ぐ」と言う事が最優先です。
感染拡大を防ぐためには、症状のある人を休ませる事になります。場合によっては事業所閉鎖と言う事もあり得ます。また、事業所内で感染防止のためにマスクを支給したり、消毒液を設置したりすることも必要になって来ます。

ここで気になるのが費用の負担と言う事になります。
使用者の方、労働者の方、双方の関心事は「休んだ場合の給料は?」と言う事。
休んだ場合、有給なのか無休なのか。休業手当の支給義務はあるのか、ないのか。

結論から言うと『会社の規則による』と言う事になります。
事前に労使で対応について話し合いをして、今ある会社の規則を使い、有給休暇にするのか、会社の病気休暇にするのか、などを決めておき対応するようにしておくべきです。
仮に無給にすると、従業員は少々具合が悪くても出勤し感染が拡大してしまう恐れもあります。
法律上の取扱については、感染経路や罹患した状況などで複雑な問題があり一概には言えないと思いますので、ここでは触れませんが、感染拡大防止のため、使用者、労働者が安心して使える制度を事前に作っておく(確認しておく)ことが必要だと思います。
また、マスクの準備は「会社が準備するのが望ましい」とされています。

これから更に感染が拡大する傾向にあるようです。
今の内に感染時の対策を事業所内で十分に検討して、スムーズに対応できるようにして頂きたいと思います。

参考:沖縄県 新型インフルエンザに関する情報

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