被災者雇用開発助成金
東日本大震災で被災された方の就労支援、雇用創出を促進するために新たな助成金が創設されました。
以下は厚生労働省のメールマガジンの記事です。
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厚生労働省では、震災により離職した方の早急な再就職を支援するため、「被災者雇用開発助成金」を創設し、被災離職者などを雇い入れる事業主に対して助成金を支給することにしました。
【対象事業主】
東日本大震災による被災離職者や被災地域に居住する求職者を、ハローワークなどの紹介により、雇用保険の「一般被保険者」(継続して1年以上の雇用が見込まれる労働者)として雇い入れる事業主
【対象労働者】
次の1、2どちらかに該当する労働者が対象となります。
1.(1)から(3)の全てに該当する方
(1)東日本大震災発生時に被災地域(※1)で就業していた
(2)震災後に離職し、その後安定した職業に就いていない
(3)震災により離職を余儀なくされた
2.(1)、(2)の全てに該当する方
(1)被災地域に居住する方(震災により被災地域外に住所または居所を変更して
いる方を含み、震災の発生後に被災地域に居住することとなった方は除く)
(2)震災後安定した職業に就いていない
※1 震災に際し、災害救助法が適用された市町村(東京都を除く)
【支給額と助成対象期間】
対象労働者に支払う賃金の一部として、以下の金額を助成対象期(6カ月)ごとに支給します。助成対象期間は1年です。
大企業50万円、中小企業90万円
(短時間労働者(※2)は大企業30万円、中小企業60万円)
※2短時間労働者とは、一週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の者
をいいます。
助成金の受給に当たっては、このほかにも要件がありますので、詳しくは最寄りのハロ-ワークまたは都道府県労働局(職業安定部)にお問い合わせください。
PDFのパンフレットはここをクリック
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