助成金申請 就業規則作成 労務管理
宇野社会保険労務士事務所
2009年06月21日
ねんきん定期便
我が家にも『ねんきん定期便』がやって来ましたので、今回は助成金はお休みして定期便の事を少々書かせて頂きます。
ねんきん定期便は国民年金の被保険者(加入者)の誕生日月に社会保険庁から送られてくる書類で、個人の年金加入状況や、将来の年金額(50歳以上の方)の見込みが書かれています。色々と問題視されていますが、記録を確認する事は必要だと思いますので、今回送られて来た「定期便」を見て行きたいと思います。
封を開けると7種類の用紙と返信用の封筒が入っていました。
(1)表紙(?)年金基礎番号、生年月日、年金加入期間、年金の見込額(50歳以上の方)、保険料納付額
(2)年金加入履歴
(3)厚生年金保険の標準報酬月額と保険料納付額の月別状況
(4)国民年金保険料の納付状況
(5)「ねんきん特別便」のご回答のお願い(おっと!返送してなかったかな・・・)
(6)年金加入記録回答書
(7)ねんきん定期便リーフレット
(8)返信用封筒
以上のものが入ってます。
各用紙の裏にはその用紙の見方が書かれていますし、(7)のリーフレットにも注意するポイントなども書かれています。なかなか詳しく書かれているのですが、文字数が多くて読むのも大変です。年配の方等はさらに大変だと思います。
さて、今回の定期便で注意して見る「ポイント」としては、(2)の年金加入履歴と(4)の国民年金保険料の納付状況ではないでしょうか。
(2)は国民年金、厚生年金等と資格取得日と資格喪失日が記載されていますので、漏れを発見しやすいと思います。
また、期間空いているところには『空いている期間があります』と表示されていますので、そこを重点的に調べれば良いですし、勤務していた期間も記載されているのでチェックは難しくないと思います。
(4)の国民年金納付状況で納付状況を確認しますが、3号被保険者期間(2号被保険者の配偶者)は要チェックです。昭和61年4月から出来た制度で、サラリーマンなどの妻で、年収130万以下の方は届け出る事で3号被保険者になりますが、届出ないと最悪の場合『未納』となってしまいます。制度が出来た当初は自分で届け出るようになっていたので、届出忘れが多発していたようです。今は会社を通じて届け出るので漏れは少ないと思いますが、この表の昭和61年4月以降に『未納』があるようでしたら確認してみてください。
(3)の標準報酬月額~ は、年金記録改ざん問題があり、ちょっと気になるところです。
昔の給料明細を保管していればチェックは簡単ですが、なければ「異常に低い」かどうかで見るしかないかもしれません。
いずれにしても、不明な点や不審な点があれば問い合わせるのが一番だと思います。
社会保険事務所はひと頃よりは空いていますし(沖縄は)、専用ダイヤルもあります。
せっかく掛けた年金です。しっかり受け取るようにしましょう!
国民年金、厚生年金などの制度はとても良い制度だと思っています。なんせ終身年金で、生きている限りもらえる年金です。民間の保険会社では実現できないものだと思います。ただ、制度が複雑で説明するだけでもたくさんの資料が必要になりますし、法改正が頻繁に行われさらに複雑になっています。
民間の保険会社のような分かりやすいパンフレットなどを作って、年金とは良いものだとアピールすべきだと思うのですが。
ねんきん定期便は国民年金の被保険者(加入者)の誕生日月に社会保険庁から送られてくる書類で、個人の年金加入状況や、将来の年金額(50歳以上の方)の見込みが書かれています。色々と問題視されていますが、記録を確認する事は必要だと思いますので、今回送られて来た「定期便」を見て行きたいと思います。
封を開けると7種類の用紙と返信用の封筒が入っていました。
(1)表紙(?)年金基礎番号、生年月日、年金加入期間、年金の見込額(50歳以上の方)、保険料納付額
(2)年金加入履歴
(3)厚生年金保険の標準報酬月額と保険料納付額の月別状況
(4)国民年金保険料の納付状況
(5)「ねんきん特別便」のご回答のお願い(おっと!返送してなかったかな・・・)
(6)年金加入記録回答書
(7)ねんきん定期便リーフレット
(8)返信用封筒
以上のものが入ってます。
各用紙の裏にはその用紙の見方が書かれていますし、(7)のリーフレットにも注意するポイントなども書かれています。なかなか詳しく書かれているのですが、文字数が多くて読むのも大変です。年配の方等はさらに大変だと思います。
さて、今回の定期便で注意して見る「ポイント」としては、(2)の年金加入履歴と(4)の国民年金保険料の納付状況ではないでしょうか。
(2)は国民年金、厚生年金等と資格取得日と資格喪失日が記載されていますので、漏れを発見しやすいと思います。
また、期間空いているところには『空いている期間があります』と表示されていますので、そこを重点的に調べれば良いですし、勤務していた期間も記載されているのでチェックは難しくないと思います。
(4)の国民年金納付状況で納付状況を確認しますが、3号被保険者期間(2号被保険者の配偶者)は要チェックです。昭和61年4月から出来た制度で、サラリーマンなどの妻で、年収130万以下の方は届け出る事で3号被保険者になりますが、届出ないと最悪の場合『未納』となってしまいます。制度が出来た当初は自分で届け出るようになっていたので、届出忘れが多発していたようです。今は会社を通じて届け出るので漏れは少ないと思いますが、この表の昭和61年4月以降に『未納』があるようでしたら確認してみてください。
(3)の標準報酬月額~ は、年金記録改ざん問題があり、ちょっと気になるところです。
昔の給料明細を保管していればチェックは簡単ですが、なければ「異常に低い」かどうかで見るしかないかもしれません。
いずれにしても、不明な点や不審な点があれば問い合わせるのが一番だと思います。
社会保険事務所はひと頃よりは空いていますし(沖縄は)、専用ダイヤルもあります。
せっかく掛けた年金です。しっかり受け取るようにしましょう!
国民年金、厚生年金などの制度はとても良い制度だと思っています。なんせ終身年金で、生きている限りもらえる年金です。民間の保険会社では実現できないものだと思います。ただ、制度が複雑で説明するだけでもたくさんの資料が必要になりますし、法改正が頻繁に行われさらに複雑になっています。
民間の保険会社のような分かりやすいパンフレットなどを作って、年金とは良いものだとアピールすべきだと思うのですが。
Posted by サーフ at 11:56│Comments(0)
│社労士